『レディ・バード』
2017年公開の映画『レディ・バード』を観ました。監督はグレタ・ガーウィグで、主演はシアーシャ・ローナン。
簡単なあらすじを説明すると、カリフォルニアの田舎にあるカトリック系の高校に通う1人の少女、レディ・バードがニューヨークの大学へ進学することを夢見て奮闘する青春物語。高校生らしいちょっとヤンチャな彼女の友情や恋愛、思春期の娘に対する母の不器用な愛などが描かれていました。
2017年、アメリカでかなり評価の高い映画だったみたいです。たしかにすごく良かった!大袈裟過ぎない自然な描写と設定が、ありそうでない映画です。
彼女がレディ・バード。ピンクに染めたヘアスタイルが個性的で可愛いらしく、サクラメントの田舎暮らしに不満を持ちつつも自分の意思や感情が抑えられない素直な性格に清々しさを感じました。
親友とふざけ合うシーンも良い!変に大人びてなくて、ちゃんと高校生らしい可愛らしい部分がたくさん観れたのもすごく良かった;)
それから、2番目の彼氏役で出演しているティモシー・シャラメが安定にイケメン過ぎて美し過ぎて圧倒されます。タバコを吸いながら読書する横顔の色気は高校生らしいけれども高校生らしくない、なんとも表現できない彼だけのオーラがありますね!!こんな人が現実にいたら秒で好きになる。笑
そしてこの映画は母と娘の関係がすごくリアルに描かれていたなと思います。母に愛されたいけど反抗しちゃって、褒められたいけど良くないことをしてしまう思春期の女の子と、娘をまともに育てたくて、愛しているからこそ注意ばかりで厳しく接してしまう不器用な母親。女性ならこの関係性、共感する人多いんじゃないかな。
とにかく天真爛漫で自由を求め奮闘するレディ・バードと、彼女の成長物語から考えさせられること、学ぶことがたくさんありました。自分の将来や進路に悩んでいる人も観る価値があると思います!青春を懐かしむもよし!故郷に想いを馳せるもよし!親に感謝してみるもよし!きっとこの映画に勇気をもらえます:)
アメリカ映画に出てくる女の子の部屋ってなんでこんなにも可愛いのかな〜
部屋にも個性が出るよね;)